【がん保険の選び方】がん入院給付金は役に立たないかもしれません

がんで入院すると受取れるのが「入院給付金」。入院1日あたり1万円とか2万円とか受取れる保障ですので安心してしまいがちですが、昔はともかく現在のがん治療の実態には合っていません。なぜなら入院期間が短縮化しているからです。
がん(悪性新生物)の平均入院日数は平成26年現在19.9日(※1)となっており、平成8年当時が46.0日であったことを考えると18年間でなんと26日も平均入院日数が短くなっています。入院給付金は入院した日数分しか受け取れませんので、入院1日あたり1万円が受け取れる保障の場合、現在の平均入院日数では平成8年当時に比べて受け取れる給付金が26万円も少なくなっていることを意味します。それどころか、上皮内新生物など早期発見のがんであった場合は入院が数日間、あるいは入院なし(通院治療のみ=入院給付金ゼロ)ということすらあり得ます。
また注意すべきは、平均入院日数が19.9日だからといってその日数で治療が終わっているわけではないということ。国が医療費抑制の政策を進めていることも背景にあり、なるべく早く退院し、通院で抗がん剤治療や放射線治療が行われるケースが増えてきています。これは、入院給付金はもらえず、治療費はかかり続けることを意味します。しかも、がん治療は転移・再発を防ぐため治療は数年間にわたります。
(※1) 厚労省「平成26年 患者調査の概況」より
つまり、現在のがん治療に対応する保障であるためには、入院給付金だけの保障では心もとないわけですが、現在でも入院給付金だけのがん保障は普通に販売されているので要注意です。
これからがん保険に入るなら、あるいは見直すなら、がんと診断されただけで(入院しなくても)まとまった金額を一時金として受け取れる「診断一時金」、あるいは入院を前提としない「通院給付金」などの保障を備えたがん保険を選ぶのがポイントです。
がん保険を選ぶ際には(パンフレットの情報だけでは気付きにくい)下記のポイントに注意してみてください。きっと、自分に合った、イザというときに頼りになるがん保険を賢く選ぶことができるはずです。
☆☆☆ がん保険選びのチェックポイント ☆☆☆
✅ 保険期間は終身になっているか
✅ 入院給付金だけのがん保障になっていないか
✅ 診断一時金は複数回受け取れるか
✅ 2回目以降の一時金支払条件は厳しすぎないか
✅ 先進医療の保障があるか
✅ 脳卒中や急性心筋梗塞などの保障も必要か
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